日常生活を書き留めてます。
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今年のF1が終了しました。最終戦の11月3日の中継は夜に行われまして、放送時間は午前2時から。次の日は休みだし、せっかくなので見ることにしました。
最終戦はブラジル。日本とは真逆の位置なのでこんなに遅い時間になってます。通常、F1は現地時間の昼過ぎに開催されます。
今年はフェラーリのフェリッペ・マッサとマクラーレンのルイス・ハミルトンの一騎打ち。年間総合得点で7ポイントの差をつけられているマッサがハミルトンを追いかける、という形で最終戦を迎えました。
マッサがワールドチャンピオンになるには、最終戦を優勝で飾り、かつハミルトンが5位以下であることが条件。逆にハミルトンは、どんな事があっても5位以上で完走すればワールドチャンピオンになれるという状況でした。特にマッサはブラジル生まれ。母国で優勝+ワールドチャンピオンになるワケですから、負けられないレースです。
序盤から中盤にかけて、マッサがトップをキープ。ハミルトンも状況を知っているため、5位を維持。このまま行けばハミルトンがワールドチャンピオンになるなぁ…と少々物足りなさを感じながら、ウトウトしていました。
ところが事態は終盤に動き始めます。レース残り6周のところで突然の雨。F1マシンは晴れ用のタイヤと雨用のタイヤと使い分けているので、次々とピットで交換作業を行います。それに、突然の雨でコース上の状況も変化し、走りにくいコースに一変します。ハミルトンは、その状況についていけなかったのか油断したのか、後続のマシンに抜かれてしまいます。これでハミルトンは6位。ここで残り周回数は2周。このままではワールドチャンピオンにはなれません。ハミルトンも必死に抜き返そうとしますが、周回遅れやコースコンディションの悪化でなかなか抜くことが出来ぬまま最終ラップまでもつれていきました。
前方はというと、安定した走りでマッサが1位でチェッカーフラッグを受け優勝。この時点でハミルトンは6位。このまま行けばマッサがワールドチャンピオンです。もうこれで「マッサ確実だろう」と誰もが思っていたことでしょう。
しかし、最終コーナーで4位のマシンが突然の減速。それをハミルトンが追い抜き、そのままチェッカーを受けて5位に。ハミルトンが史上最年少のF1ワールドチャンピオンに輝きました。これを見た瞬間、鳥肌が立ちました。個人的には、あまりハミルトンは好きではないのですが、久しぶりに衝撃的なレースを見ることが出来て満足しました。もう伝説の領域じゃないかと思います。面白かったーー!!
それで、この話には後日談があり、4位で突然減速したドライバーが意図的に減速した(=ハミルトンを優勝させた)のではないかという噂が立ちました。マッサの母国であるブラジル。当然そんな噂を聞いたら母国のマッサファンは黙ってないわけで。それを察知したマッサは、自分の弟をそのチームに向かわせ、
「ブラジルのファンが何をするかわからないから、サーキットを出るときは、必ず(そのチームとわからないように)着替えていったほうがいいよ」と伝言したそうです。その伝言に従ったおかげか、そのチームのメンバーたちはトラブルに巻き込まれること無く帰路につけたそうです。
優勝したにも関わらず、惜しくもワールドチャンピオンを逃したマッサ。残念な結果になってしまったけれど、こういう配慮のできる人にこそ拍手を送りたいと思います。
来年はワールドチャンピオンになってほしいです。
今年はフェラーリのフェリッペ・マッサとマクラーレンのルイス・ハミルトンの一騎打ち。年間総合得点で7ポイントの差をつけられているマッサがハミルトンを追いかける、という形で最終戦を迎えました。
マッサがワールドチャンピオンになるには、最終戦を優勝で飾り、かつハミルトンが5位以下であることが条件。逆にハミルトンは、どんな事があっても5位以上で完走すればワールドチャンピオンになれるという状況でした。特にマッサはブラジル生まれ。母国で優勝+ワールドチャンピオンになるワケですから、負けられないレースです。
序盤から中盤にかけて、マッサがトップをキープ。ハミルトンも状況を知っているため、5位を維持。このまま行けばハミルトンがワールドチャンピオンになるなぁ…と少々物足りなさを感じながら、ウトウトしていました。
ところが事態は終盤に動き始めます。レース残り6周のところで突然の雨。F1マシンは晴れ用のタイヤと雨用のタイヤと使い分けているので、次々とピットで交換作業を行います。それに、突然の雨でコース上の状況も変化し、走りにくいコースに一変します。ハミルトンは、その状況についていけなかったのか油断したのか、後続のマシンに抜かれてしまいます。これでハミルトンは6位。ここで残り周回数は2周。このままではワールドチャンピオンにはなれません。ハミルトンも必死に抜き返そうとしますが、周回遅れやコースコンディションの悪化でなかなか抜くことが出来ぬまま最終ラップまでもつれていきました。
前方はというと、安定した走りでマッサが1位でチェッカーフラッグを受け優勝。この時点でハミルトンは6位。このまま行けばマッサがワールドチャンピオンです。もうこれで「マッサ確実だろう」と誰もが思っていたことでしょう。
しかし、最終コーナーで4位のマシンが突然の減速。それをハミルトンが追い抜き、そのままチェッカーを受けて5位に。ハミルトンが史上最年少のF1ワールドチャンピオンに輝きました。これを見た瞬間、鳥肌が立ちました。個人的には、あまりハミルトンは好きではないのですが、久しぶりに衝撃的なレースを見ることが出来て満足しました。もう伝説の領域じゃないかと思います。面白かったーー!!
それで、この話には後日談があり、4位で突然減速したドライバーが意図的に減速した(=ハミルトンを優勝させた)のではないかという噂が立ちました。マッサの母国であるブラジル。当然そんな噂を聞いたら母国のマッサファンは黙ってないわけで。それを察知したマッサは、自分の弟をそのチームに向かわせ、
「ブラジルのファンが何をするかわからないから、サーキットを出るときは、必ず(そのチームとわからないように)着替えていったほうがいいよ」と伝言したそうです。その伝言に従ったおかげか、そのチームのメンバーたちはトラブルに巻き込まれること無く帰路につけたそうです。
優勝したにも関わらず、惜しくもワールドチャンピオンを逃したマッサ。残念な結果になってしまったけれど、こういう配慮のできる人にこそ拍手を送りたいと思います。
来年はワールドチャンピオンになってほしいです。
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