あるまじかる！

　逆転裁判４クリアしました。意外とあっさり目です。

　非常に楽しめました。今回の作品はキャラクターも一新して、新たなプレイヤーを取り込みたかったからなのか、今までのパターンを知っているからなのか、少々難易度が低くなったような気がします。証拠品を手に入れても「あ、これはこの証言が出たら突きつけるんだな」とか、登場人物が出揃った頃、「あ、こいつ犯人じゃない？」と思ってたら見事に当たったり。多分、私の中で逆転裁判における一種の「目」ができてしまっているからかもしれません。それでも楽しめるのですから、すごい作品だと思います。科学捜査もバリエーションが増えていて、個人的に満足しています。

　今回新しい機能としてメイスンシステムというものがあったのですが、バイオハザード２のザッピングシステムに見えてしまったのは気のせいでしょうか…。

　それと、「見抜く」はなかなか手強かったです。証言を理解しつつ、表情の変化を集中して探さないと難しかったです。後半、とある証言者の嘘を見抜く時、その変化に恐怖を覚えました。運悪くその時が深夜で、危うくトイレに行けなくなりそうになりました。

　レビューにもあった「検事が迫力に欠ける」ですが、確かに歴代の検事と比べると確かに迫力に欠けている所はありました。でも、今までの検事が濃すぎたのではないでしょうか。今作の検事は、これはこれでアリだと思っています。逆転裁判１で初めて御剣検事を見たときも、今でこそ普通に見えてますが、初めて見た時の衝撃は大きかったわけですし、初めてプレイされる方は今回の検事を見たらやはり衝撃的なのではないでしょうか。

　そんな中、歴代検事で一番濃い検事は誰？　と聞かれたら、迷わずゴドー検事！　と私は言うでしょう。